そもそも ボンタンアメとは?

突然だけど、みんなは「ボンタンアメ」を食べたことがあるかしら?
「えっ?あの昭和レトロな感じのお菓子でしょ? 食べたことないかも」
そんなあなたは、 今すぐ近くのスーパーに走ってちょうだい!
鹿児島のスーパーならだいたい置いてるはずよ!
ボンタンアメとは...
鹿児島県民が生まれた瞬間からDNAに刻み込まれているソウルフード...
いや、ソウルキャンディなのよ。
もちっとした食感、ほんのり柑橘系の風味。
そして、あの謎のオブラートに包まれた神秘の存在感。
今日はそんなボンタンアメの魅力を、兵六餅やパイナップルアメとも比較しながら深掘りしていくわよ!
兵六餅・パインアメとの関係
ボンタンアメを語るうえで避けて通れないのが「兵六餅(ひょうろくもち」と「パインアメ」
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兵六餅:ボンタンアメの兄弟分。見た目は似ているが、色は緑で抹茶海苔味。
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パイナップルアメ:「アメ」と名乗っているが、見た目と食感はソフトグミ。味はまさにペンアポーペン、パイナポー。(※パイナップル味)
この3つはまるで、昭和を象徴する3兄弟のようね。
(ボンタンアメは大正生まれだけど)
「俺が長男、ボンタンアメ! どんな時代も愛されるもちもち食感だぜ!」
「次男、兵六餅!抹茶ときなこ、白あんに海苔の組み合わせがクセになる大人向けだ!」
「三男、パインアメ! 兄ちゃんたちとは違って、ジューシーに弾けるぜ!」
そう、パインアメだけちょっと毛色が違う...
でも、それぞれに個性があって、どれも甲乙つけがたい名菓なのよ。

↑左の凛々しい若者が兵六。薩摩藩の武士が書いた「大石兵六夢物語」にちなんで作られた
ボンタンアメの中毒性の秘密
ここで問題。
「なぜ、ボンタンアメは一度食べると止まらなくなるのか?」
カレーやラーメンのように、日常的にそばにいるわけじゃないのに、一度手を出すと1箱食べ終わるまでとまらなくなる不可思議な魅力。
いくつかの要因が考えられるわ。
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もちもち食感がクセになる
あの絶妙な柔らかさが、次のひと粒へと手を伸ばさせる。 -
ボンタンの爽やかな風味
オレンジでもレモンでもない「ボンタン」という絶妙な柑橘感。 -
オブラートが溶ける快感
「これ、剥がす派? そのまま派?」論争が勃発するレベルの謎の存在感。
特に最後の「オブラート問題」は、人類史に残る永遠のテーマかもしれないわ。
「オブラートって何? これ食べていいの?」
「食べていいよ! 」
「でも剥がすとどうなるの?」
「ダメよ!そんなこと口にしちゃ!誰かに聞かれたら...」
あれは剥がさずに食べるのが正解なのよ。

【話題沸騰】SNSでのトレンド
ここ最近、SNSで「ボンタンアメがトイレ対策になる」という謎の情報が拡散されていたらしいの。
「ライブ前にボンタンアメを食べるとトイレに行かなくて済むらしい」
「推しのライブ前に5個食べたら3時間持った」
「長時間の映画鑑賞、ボンタンアメで余裕」
いや、そんなバナナ……いや、そんなボンタンな話があるかしら!?
鹿児島県民の村子ですら初耳のこのウワサ。
本当にボンタンアメがトイレ対策になるのか、考察してみたわ
・ボンタンアメにはもち米成分が含まれている
→
もち米は消化が緩やかで、体内の水分バランスに影響を与える可能性アリ。
しかし、人の尿意を抑えるレベルにはボンタン飴1箱で足りるのか...?
・昔ながらの知恵?
→
鹿児島のばあちゃんが「ボンタンアメ食べときゃ大丈夫」と言っていた。
(ありそう?)
SNSの説の真偽はさておき「ボンタンアメ1箱持ってりゃ謎の安心感がある」という説には村子も同意するわ。ボンタンアメが日常的な携行品になる日も近いかも。

【結論】ボンタンアメは偉大である
「唯一無二のもちもち感」「ボンタンの絶妙な甘み 」「オブラートの神秘」
そして「驚きの脂肪分ゼロ」
どれをとっても、他のお菓子にはない魅力が詰まっているのがボンタンアメ。
みんな、今日から街でボンタンアメを見かけたら、迷わず買ってほしいわ。
そして、一粒口に入れて言ってちょうだい。
「やっぱ、ボンタンアメってウマいな!」
ボンタンアメのキャッチコピー「ときどき、ずっと」のように、いつも時代も愛される続ける存在ってすてきね。それじゃあまた!